ZUNDA CONNECT ROUTERとクローズドベータプログラムに関するよくあるご質問をまとめました
A. 日本のネットワーク環境に最適化された10Gbps対応のフルマネージドルーターの開発を進めています。MAP-E、DS-Lite、IPIP6などのIPv4 over IPv6技術への対応を予定しており、高速で安全、簡単な管理機能の提供を目指しています。
A. 従来のルーターとの主な違いは以下の通りです:
A. 10Gbps回線を推奨していますが、1Gbps回線でもご利用いただけます。日本の主要なISPのサービスへの対応を目指しています。
A. 主に数十人〜数百人程度のオフィス環境を対象としています。従業員数が数十名程度の企業拠点や、小規模な事業所での利用を想定した設計となっています。一般家庭や技術者の個人利用向けの製品ではなく、ビジネス利用に最適化されたソリューションです。
A. IPv4のトラフィックをIPv6ネットワーク上で転送する技術です。MAP-E、DS-Lite、IPIP6などの方式があり、当製品はこれらへの対応を予定しているため、どのISPでも高速通信を実現できる見込みです。
A. 各VNE(Virtual Network Enabler)事業者様と協力し、MAP-E、DS-Lite、IPIP6等の主要な方式への対応を開発中です。具体的な対応状況については、各VNE事業者様との技術検証の進捗に応じて随時ご案内いたします。
A. 日本国内での利用に向けて、電波法をはじめとする各種法令に準拠した製品開発を進めています。
A. サブスクリプションモデルでは以下のサービスをすべて含んだ月額制での提供を予定しています:
A. SaaSやクラウドサービスを中心とした現代の企業環境において、従来のオンプレミス中心のルーターは余計な機能が多く、使いづらいと考えているためです。ZUNDAでは、オンプレミスからクラウドサービスへの移行支援とあわせて、よりシンプルで安全なルーターをご提案しています。
A. 通信事業者やSIer企業など、パートナーとの協業を歓迎しております。サービス構成や提供形態については、お客様のニーズに応じて柔軟にご相談いたします。詳細についてはお問い合わせください。
A. インターネット回線とは別に、4G/LTE回線を使用した専用の管理経路です。これにより、メインのインターネット回線に障害が発生してもリモート管理が可能で、セキュリティリスクも大幅に軽減される見込みです。
A. WANの二重化やフェイルオーバー機能の搭載を計画しています。例えば以下のような機能を予定しています:
A. オンプレミスからクラウドへの移行が進んでいる企業を主な対象としています。拠点が一時的に停止しても全体の可用性に大きく影響しない環境での利用を想定しています。また、ZUNDAのITコンサルティングサービスと組み合わせることで、より効果的な導入が可能です。
A. 当製品は「拠点に高速で安全なインターネット環境を提供」と「オンプレミスリソースのクラウド移行支援」を主目的としています。多機能化よりも、シンプルで安全な設計を重視しています。必要な機能については、クラウドサービスや外部ソリューションとの組み合わせによるモダンな代替策をご提案いたします。
A. はい。設定情報は常時クラウド上で管理されているため、機器の交換や設定の復旧が非常に簡単に行えます。コールドスタンバイとしても優れた設計となっています。
A. クローズドベータプログラムやお客様からのフィードバックをもとに、継続的な機能改善を行っていきます。また、将来的にはより自由度の高いカスタマイズやオープンな開発環境の提供も検討しています。そこで得られた知見をサブスクリプションサービスに反映していく予定です。
A. サブスクリプションサービスとは別の方向性として、技術者やホームラボ愛好家の皆様向けに、より自由度の高いカスタマイズ可能なデバイスの提供方法がないか検討しています。以下のような取り組みを検討中です:
こうした取り組みで得られた知見やフィードバックは、メインのサブスクリプションサービスにも反映していく予定です。
A. ベータプログラム期間中の機器利用は無償です。ただし、インターネット回線費用はお客様負担となります。
A. 企業の情報システム部門、ネットワーク技術者、研究者の方を対象としています。
A. 専用のサポート窓口をご用意しており、開発チームと直接やり取りしていただけます。
A. 機器は回収させていただきます。正式版リリース後のサービス継続については、別途ご相談させていただきます。
A. 一般的な企業利用では100-200台程度の同時接続を想定していますが、用途に応じてカスタマイズ可能な予定です。詳細な要件についてはお問い合わせください。
A. 従来のVPN機能は搭載予定にありません。境界型セキュリティよりも、主要なゼロトラストサービスとの連携によるゼロトラスト型のリモートアクセスをベースとした設計をご提案しています。これにより、よりセキュアで管理しやすい環境を実現できる見込みです。
A. 基本的なフィルタ機能は搭載予定ですが、DPI や ALG など UTM に相当する機能は実装予定がありません。これは E2E 暗号化が一般的な現代のインターネットにおいて中間のネットワーク機器により検出できる脅威は限定的である一方であるにもかかわらず、可用性やパフォーマンスへの影響が大きいことが理由です。
ZUNDAではエンドポイントからアプリケーションまで多層的なセキュリティを構築することが望ましいと考え、モダンなゼロトラスト・セキュリティ構成を支援しています。
A. 現在の設計では、ネットワークカードはPCI Express 3.0 x4接続で最大32Gbpsの帯域幅を持っています。一般的なオフィス環境では十分な性能ですが、将来的により高い性能が必要になった場合は、上位規格への対応も検討いたします。サブスクリプションモデルのため、定期的なハードウェア更新により最新技術への対応が可能です。
A. ZUNDAオリジナル商品です。設計や生産に関して協力いただいている会社がありますが、詳細は公開していません。今後は汎用的なプラットフォームをオープンにして、複数のベンダーからハードウェアを選択できるようにしたいと考えています。
A. 現在展示しているものは、CPUは汎用的なx86プロセッサ、NICは10Gbps対応の製品です。海外の通販サイトなどに類似した外見のデバイスがあることは承知していますが、その構成と同じものではありません。以下のコンポーネントは複数のバリエーションを比較検証しており、今後の開発の進展や皆さまからのフィードバックをもとに選定を進めていきます:
A. 現状は開発版で開発中のため、未実装の機能などもあり、仕様が変わる可能性もあります。クローズドベータプログラムでは、このような開発段階での製品をご利用いただき、フィードバックをいただくことで、より良い製品づくりを目指しています。